荘子it
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荘子it (そうしっと、1993年8月24日 - )は日本のラッパー。
人物
日本大学芸術学部卒業。音楽、映画、哲学などに関して学んだ内容をベースにDos Monosのトラックメイカーを務める。中学生の頃からエレクトリック・ギターを弾き始め、古いロックに始まり、マイルス・デイヴィスから派生したジャズ・ロックを好んだ。高校時代はプログレッシブ・ロックやアヴァンギャルドなフリー・ジャズに親しむようになり、フランク・ザッパを好んで聞いた。周囲が大学受験の準備をはじめてバンドを辞めていく中、Ableton Liveを使って一人で曲作りを続けた。大学では映画を専攻して映画監督を目指す傍ら、マッドリブやJ・ディラなどのヒップホップを聞いてビートメイキングを趣味とする。
名前の由来は、本名と音の響きが近い荘子の思想に、プラスアルファ(it/何か)を加えたいという思いから。精神分析学者フロイトの概念es(ドイツ語でitを表す)とも意味をかけている。また、発音に“So shit”や“So 嫉妬(shitto)”などのネガティブなイメージも付与している。
ハードコアな読書家で、小説のほかに哲学書や思想書、批評を好んで読むことに関して「少なくとも20世紀のポップなカルチャーを提供する人に明らかにインスピレーションを与えてきたものであって(中略)アイデアの源泉でもあるし、つまんないことをしないためのリテラシーだったりもするし、そういう意味でアーティストにも必要なものだと思っている」と述べている。
- Dos Monosでの活動以外にも他アーティストのプロデュースや楽曲提供、コラボなども行っている。
楽曲提供・コラボレーション
- The Out of Africa Hypothesis feat. 荘子it
- 音楽プロデューサー/DJ/ライター:audiot909およびTOMCとのコラボレーション[1] - 海辺へ行く道
- 2025年8月29日公開(予定)の映画(横浜聡子監督)において、音楽を担当。エンディング曲「La chanson de Yoko」も手掛けた。[2][3] - パリピ孔明
- ミア西表(演:菅原小春)の楽曲「New Zone」を提供。[4]
著作
- 『最後の音楽 𝄇ヒップホップ対話篇』 荘子it×吉田雅史(出版社 DU BOOKS、発売日 2024年3月15日、ISBN 978-4-8664-7213-3)
- 伊藤潤二×荘子it「脱獄するための穴を掘る」 - 『文學界』2025年7月号
脚注
注釈
出典
- ^ “ジャパニーズ・アマピアノのパイオニアaudiot909がTOMC、荘子itとコラボ 「The Out of Africa Hypothesis」リリース”. block.fm. 2025年8月5日閲覧。
- ^ “横浜聡子監督「海辺へ行く道」本ビジュアル&予告編公開 荘子itが初の映画音楽手掛ける : 映画ニュース”. 映画.com. 2025年8月2日閲覧。
- ^ “Dos Monos・荘子itが映画音楽を初担当、横浜聡子監督の最新作「海辺へ行く道」(コメントあり / 動画あり)”. 音楽ナタリー. 2025年8月2日閲覧。
- ^ “映画「パリピ孔明」に幾田りら、サウシー石原、崎山蒼志、荘子itら楽曲提供 アヴちゃん再び登場 | JOYSOUND 音楽ニュース”. news.joysound.com. 2025年8月7日閲覧。
荘子it(ソウシット)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 02:57 UTC 版)
「Dos Monos」の記事における「荘子it(ソウシット)」の解説
トラックメーカー・MC担当。1993年8月24日生まれ。音楽、映画、哲学などに関して学んだ内容をベースにDos Monosのトラックメーカーを務める。中学生の頃からエレキギターを弾き始め、古いロックに始まり、マイルス・デイビスから派生したジャズロックを好んだ。高校時代はプログレッシブ・ロックやアヴァンギャルドなフリージャズに親しむようになり、フランク・ザッパを好んで聞いた。周囲が大学受験の準備をはじめてバンドを辞めていく中、Ableton Liveを使って一人で曲作りを続けた。大学では映画を専攻して映画監督を目指す傍ら、マッドリブやJ・ディラなどのヒップホップを聞いてビートメイキングを趣味とする。
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