荒(あら)消防司令
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 04:05 UTC 版)
千国市消防局警防部所属で特別救助隊の責任者。救助関係の研修で教官を務める事が多く、研修生からは鬼教官として恐れられている。元特別救助隊隊長。局内では切れ者と評されるが、五味は「悪い方に切れなければ」という条件付きに加え、教官としての資質については疑問視している。現場から退いて以降、退屈な日々を送っていたが、大吾に興味を持ち自身の一存で大吾の懲戒免職処分を差し止める。面白そうな『おもちゃ』である彼をレスキュー試験に合格させて(特例合格ではあるが、この事を来栖に詰問された際の台詞によれば「成績は合格レベルだから問題はない」との事)、レスキュー研修中に危険ないたずらを仕掛けようとしたが、大吾自身の危機察知能力と神田が目を光らせていた事から未遂に終わっている。大吾と同等の危機察知能力を備えており、極限の災害現場にこそ自分の生きがいを見出す点で大吾を自分と同類であると評価するが、研修中に発生したガス爆発現場に出動した際、「椅子に背広を掛けっぱなしだった」違和感だけを頼りに要救助者の存在を確信し撤退を拒んだ大吾のそれは自分と違うことを痛感。その資質を認めながらも恐れるようになる。なお神田曰く、この一件以降は憑き物が落ちたかのように性格が丸くなったとの事だが、その後も鬼教官ぶりは衰えていない。モデルはF1レーサーのアラン・プロスト[要出典]。
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