荒海と漂着物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 09:41 UTC 版)
粟島は激しい波にさらされるため、特に大陸側である釜谷の海岸には日本語のみならず朝鮮語、ロシア語、中国語等が書かれた様々な外国製品も流れ着く。大型台風の襲来時には、更に大量の漂着物が集積する。 廃棄物のみならず、不審船も度々漂着することもある。2004年(平成16年)の春に漂着した不審船は全長5メートルほどの木造船で、船体はタールのようなものが塗られ真っ黒であった。2013年(平成25年)12月にはハングルの書かれた全長3.5メートルほどの木造船が漂着し、船内から男性の遺体が見つかっている。 冬になると、荒波に流されてタルイカ(ソデイカ)が打ち上げられる。味はそこそこであるが、珍しいため皆が探す。タルイカを拾うために海岸を徘徊する光景は粟島の冬の風物詩でもある。
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