芳緒家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/01 06:10 UTC 版)
芳緒美紅(よしお みく) 菖子の双子の姉で、第一話のキーパーソン。クラスは侍/アタッカー。 菖子とは鏡にうつしたようにそっくりで、違うのは剣の構え。 チャールズ半田の行方を追っていたのだが、第一話冒頭で謎の昏睡に落ち、それ以来秋葉原を中心に「夢が現実に起こる」という現象が多発するようになる。 実はチャールズを苦しみから解放するために命を奪ったのだが、それが元で「眠りの贄」となってしまっており、双子の妹である菖子を通じて夢の世界が現実を蝕んでいた。だが、逆にそれを利用して夢の世界に入り込んだ菖子たちによって救い出され、昏睡から覚めた。 第二話では父親ともども修行に出ていたところをグラントに襲撃され、愛刀“紅葉”を奪われてしまう。その際実にあっさりと負けたらしいが、その理由は父親に「刀を奪われてはいかんから素手で戦え」と無茶を言われたためらしい。ちなみに父親の事は「親父殿」と呼ぶ。 芳緒鬼一(よしお きいち) 菖子の長兄。大刀“鬼百合”を持つウィザードで、クラスは侍/アタッカー。 オーファルコートの調査中にグラントに襲われて刀を失い、入院するはめになった。人物像は不明。 長髪で美形らしい。 芳緒竜生(よしお りゅうせい) 菖子の弟。刀“竜胆”を持ち、クラスは他の三人同様侍/アタッカー。 鬼一・美紅同様刀をグラントに奪われ、入院していた。 輝明学園中等部の三年生で、剣道部所属。エンディングでは高等部に上がった後剣道部に入り、冴絵からヒーラーとしての特訓を受けている。 芳緒武蔵(よしお むさし) 菖子たちの父親で芳緒家の現当主。 ウィザードとしての実力は最強レベルで、クラスは(恐らく)勇者・侍・竜使い/アタッカー。四本の刀を子供たちに継がせ、自分は余生をのんびりと過ごすつもりだったらしい。 プラーナを自在にコントロール出来る上、刀の技と無手の戦闘術を両方極めた超人。第二話で美紅とともに修行に出ていたが、途中で鉢合わせたグラントに敗れて重傷を負った。 エンディングでは刀が菖子の“菖蒲”のみとなったのとアルティシモを倒したのが彼女であることを受け、彼女に当主を譲った。
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