花田比露思とは? わかりやすく解説

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花田比露思

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/18 15:13 UTC 版)

花田 比露思(はなだ ひろし、1882年3月11日 - 1967年7月26日)は、日本教育者歌人

来歴

福岡県朝倉郡安川村(現・朝倉市)に生まれる[1]。本名・大五郎。京都帝国大学法学部を卒業し、大阪朝日新聞記者となる[1]。調査部長兼論説委員として寺内内閣に批判的な論調を張るも、1918年米騒動にからんだ白虹事件で連帯責任を取って辞職する[1]。 

大阪朝日退職後は大正日日新聞読売新聞などに勤めた[1]。1924年に京都帝大に招かれ、学生監となる[1]

その後は和歌山高等商業学校(現・和歌山大学)校長、福岡商科大学初代学長、別府大学長、大分大学長を務めた[1]。大分大学名誉教授となる。

歌人としては、正岡子規に傾倒し,歌誌『潮騒』(のち改題し『あけび』)を創刊・主宰した[1]1964年歌会始の召人を務める[要出典]

著書

  • 『さんげ 歌集』春陽堂, 1921 短歌研究社, 1965
  • 『歌に就ての考察』紅玉堂書店, 1924
  • 『万葉集私解』(あけび叢書 紅玉堂書店, 1928
  • 『五高時代の思出』花田大五郎 著. 日本談義社, 1957
  • 『雑草路 歌集』(花田比露思歌集 第2巻) (あけび叢書 林光雄編. 短歌新聞社, 1996.10
  • 『茅野 歌集』(花田比露思歌集 第3巻) (あけび叢書 林光雄 編. 短歌新聞社, 1996.11
  • 『かりごも 歌集』 (花田比露思歌集 第4巻) (あけび叢書 林光雄, 大津留温 編. 短歌新聞社, 1998.7
  • 『夕凪 歌集』 (花田比露思歌集 第5巻) (あけび叢書 林光雄, 大津留温 編. 短歌新聞社, 1998.7

共著編

脚注

  1. ^ a b c d e f g 花田 比露思」『20世紀日本人名事典』https://kotobank.jp/word/%E8%8A%B1%E7%94%B0%20%E6%AF%94%E9%9C%B2%E6%80%9Dコトバンクより2021年12月31日閲覧 
学職
先代
佐藤義詮
別府大学
1958年 - 1961年
次代
佐藤義詮
先代
(新設)
福岡商科大学
1949年 - 1953年
次代
野田勢次郎
学長事務取扱
その他の役職
先代
三好勝
九州経済専門学校長事務取扱
福岡経済専門学校
1946年 - 1951年
九州経済専門学校長
1944年 - 1946年
次代
(廃止)



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