花沢館、勝山館とは? わかりやすく解説

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花沢館、勝山館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 02:31 UTC 版)

道南十二館」の記事における「花沢館、勝山館」の解説

上ノ国町にある花沢館は天の川河口付近標高58mの尾根立地しており2004年2005年上ノ国町教育委員会によって発掘調査が行われている。調査では溝・柵列跡・空壕・土塁検出されている。空壕は幅約2~2.2m、深さ約1mであり土塁底部幅約6.6m、高さ約1.3mである。遺物青磁碗・白磁皿・珠洲擂鉢銅銭・鎌が出土している。遺物年代15世紀中頃主体思われる発掘調査面積が狭いため断定難しいが青磁雷文帯碗が出土していることや擂鉢がすべて珠洲焼きに限定されていることなどから花沢館は1470年代より以前に館としての機能失った可能性が高い。花沢廃絶後、館の機能勝山館移った思われる花沢館は峻険地形構築されているため平場狭く山頂主郭64m×20mほどの広さしかないこのため他の館主統率する上国守護職政治的拠点としては不自然として当時蠣崎氏地位上国守護職存在自体疑問視する意見もある。「新羅之記録」によると花沢館主である蠣崎季繁1462年死去しており文献史料考古学成果一致していることが推測される

※この「花沢館、勝山館」の解説は、「道南十二館」の解説の一部です。
「花沢館、勝山館」を含む「道南十二館」の記事については、「道南十二館」の概要を参照ください。

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