航行援助業務と航行管制業務
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 07:39 UTC 版)
「来島海峡」の記事における「航行援助業務と航行管制業務」の解説
船舶の安全な航行のため、来島海峡海上交通センターではレーダーにより航行状況の常時監視を行っている。海峡には大浜、津島、来島大角鼻、来島長瀬ノ鼻の4つの電光表示方式の潮流信号所が設置され、潮流の向きや流速等の情報を提供している。また、潮流放送と呼ばれるAM放送も実施されている。(潮流放送、電光掲示板式潮流信号所の詳細については、潮流放送の項を参照。) 来島海峡で最初に設けられた中渡島潮流信号所は、関門海峡の潮流信号所(部埼、台場鼻)と共に1909年(明治42年)8月15日、業務を開始した。昼間腕木式、夜間灯光式の潮流信号機を用いる歴史ある施設だったが、設置から103年後の2012年3月26日15時に廃止され、中渡島灯台となった。ここで使用されていた日本最後の腕木式潮流信号機は、2017年11月2日に今治港大型フェリーコンコースのモニュメントとなった。 来島海峡概略図 来島海峡中水道を航行するセレブリティ・ミレニアム(後方は中渡島) 中水道馬島東岸の乗揚遭難 来島大角鼻潮流信号所
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