自転車のリムブレーキ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/02 19:37 UTC 版)
自転車のリムブレーキでは、制輪子(ブレーキシュー)はブレーキキャリパーに取り付けられた箱状の部品で、車輪のリムの部分をこすって減速させ停車させる。キャリパーに固定するためのボルトが一本生えており、古くから押出成型されたゴムブロックをプレス鋼板の枠で固定したものが用いられており、廉価車では現在も一般的に見かけられる。スポーツ用自転車では、金属製のパッド本体の表面に射出成型によりゴムを被覆した形態のものが主流になっている。廉価な日常車と比べ使用条件が厳しいスポーツ自転車用のシューは摩擦面のゴム部を薄く固くせざるを得ず消耗が早い。このためシュー交換作業の簡略化と低コスト化を兼ねて、摩擦面のみを交換可能なパッドとしている製品も少なくない。 自転車用ディスクブレーキの制輪子はブレーキパッドと呼ぶことが多く、レジン(合成樹脂)製と金属製のものがある。
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