自然保護の歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/30 08:52 UTC 版)
戦後に至るまで鈴島の自然の貴重性が注目されることはなかったが、魚付林として漁民に守られてきた。一時は架橋し観光地化する計画もあったという。 まず、1956年(昭和31年)5月2日に「鈴島暖地性植物群落」として島の北側4haが三重県指定天然記念物となった。北側のみが指定された背景には、南半分の森林が伐採されてしまったということがある。 続いて1968年(昭和43年)3月18日には近隣の丸山、赤野島と共に「造礁サンゴ群生地」として三重県の天然記念物指定を受けた。 鈴島を含む「紀伊長島」地区は1979年(昭和54年)、小笠原諸島とともに国指定鳥獣保護区の特別保護地区に指定されている。特別保護地区指定は10年おきに更新され、2009年(平成21年)11月1日からの更新では指定期間が20年に延長された。
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