自治体の朝鮮学校への無償、格安貸与
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 22:06 UTC 版)
「朝鮮学校」の記事における「自治体の朝鮮学校への無償、格安貸与」の解説
自治体が保有する公有地を無償あるいは著しく安い賃料で貸していたという事例がある。 大阪府大阪市が中大阪朝鮮初級学校を運営する学校法人「大阪朝鮮学園」に対し、約50年にわたり市有地である同学校の用地4957平方メートルを無償で貸していたことが判明した。大阪市の試算によると10年契約で貸した場合、年間賃料は230万円になる。 兵庫県尼崎市が学校法人「兵庫朝鮮学園」に対し、尼崎朝鮮初中級学校の敷地となる市有地(約7850平方メートル)を年間28万円という相場の約100分の1の賃料で1966年の契約以来45年間貸していた。そのご訴訟となり学園側の土地購入と2013年から2017年分の土地使用料約2000万円の支払いで和解した。 伊丹市が学校法人「兵庫朝鮮学園」に対し、伊丹朝鮮初級学校の用地として市有地約4150平方メートルを相場の約20分の1の賃料、月額約4万円で貸していたことが判明した。また、伊丹朝鮮初級学校創設の際には木造平屋建て約400平方メートルの校舎や机等の備品などを無償譲渡をしていた。市有地の標準賃料によれば月額74万5600円になる。
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