自供
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 22:29 UTC 版)
「栃木小1女児殺害事件」の記事における「自供」の解説
物的証拠が乏しいなか、自供が最大の争点とされた。被告人Kは、「パニックになり調書にサインした」と証言。自供の内容は以下の通り。 「無理やり女児を車に乗せ、布テープで縛って口をふさぎ、スタンガンを当て、目に布テープを貼った。2日、車で山林に連れていって午前4時ごろわいせつ行為に及んだが、そこに第三者がやってきて、バタフライナイフで女児を刺し殺害、遺体を山林内に投げて捨てた」 2014年6月11日に被告人は自白し、その後、5通の供述調書が作成された。取り調べを通じて、記憶と違う点や否定したい点ははっきり否定していた。調書の作成を拒む場面もある。検察官の違法、不当な言動もないと主張。公判では、検事の取り調べに被告人Kが詳細に犯行を自白する映像がモニターで再生された。 弁護側は「強制的に長く勾留された末の自白で任意性は認められない」「パニックになり、供述調書にサインをした」「警察官に右手で左ほほを平手うちされ、頭をぶつけてけがをした」「商標法違反事件を利用した違法な取り調べ。別件逮捕から自白まで身柄拘束は123日間に及び、不当に長く拘束された」と主張。
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