背番号の使用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 23:13 UTC 版)
「1929年のメジャーリーグベースボール」の記事における「背番号の使用」の解説
1929年から、ニューヨーク・ヤンキースとクリーブランド・インディアンスが選手のユニフォームの背中に背番号を付けた。1876年のナショナルリーグの創設以来、各チームのユニフォームの背中には番号は無かった。ただ袖のところに番号をつける袖番号は1916年にインディアンスが短期間導入したことがあったが、その後はなく、1924年にセントルイス・カージナルスが1年間通して袖番号をつけて、打順に沿った番号としたため、ロジャース・ホーンスビーは4番であった。 そしてこの年に新しく背番号を付けるチームが2つ現れて、ヤンキースは同じように打順に沿った数字を当てはめて、ベーブ・ルースは3番、ルー・ゲーリッグは4番になった。そして開幕戦から使用することになり、1929年4月16日にヤンキースとインディアンスはシーズン開幕を迎えたが、あいにくヤンキースは雨で開幕試合が中止となり、インディアンスが最初に背番号を付けた試合を行い、ヤンキースはその2日後の4月18日が最初の試合となった。ヤンキースはホームもロードも背番号を付けたがインディアンスはホームのみの背番号着用であったため、後に背番号は1929年にヤンキースが初めて使用したとする資料が多い。
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