聲ノ奉納
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/06 17:00 UTC 版)
正式名称・天童大人 聲ノ奉納 in 対馬・和多都美神社 1990年6月から、5月か6月の新月の日に、長崎県対馬の和多都美神社で行われている恒例行事。 1983年8月、長崎での朗唱公演を終えた天童大人が、当時主宰している同人詩「北十字」(キグヌス)の同人長岡毅の案内で、対馬に渡り、豊玉町に在る和多都美神社の一の鳥居(現在の二の鳥居)から聲を撃ち込んで見て、「古代の聲の道」を発見したことから始まる。長岡家は戦前まで和多都美神社の宮司だった縁から案内された。 拝殿まで5つ連なる鳥居のうち、満ち潮時には基部が海中に没する「一の鳥居」にて聲を奉納し、約230メートル離れた本殿、その奥に在る豊玉姫墳墓の奥の二つの丘にまで撃ち響かせる。また、立つ背後の浅茅湾にまで、聲を届けなくてはならない。 1993年から読売新聞が取材、その後西日本新聞、長崎新聞、対馬新聞などの新聞社が取材、地元のケーブルテレビCATVが取材し、放映される。
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