声優としての特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 09:55 UTC 版)
声種はバリトン。独特の太い低音の声質の持ち主である。多数の洋画作品で吹き替えを担当しており、アーノルド・シュワルツェネッガーのような鍛え抜かれた体を持つ俳優の吹き替えを多く担当している。かつてはシルヴェスター・スタローンやスティーヴン・セガールの吹き替えも多く担当していたが、2000年代前半を境にすみ分けされるようになり、スタローンはささきいさおが、セガールは大塚明夫がそれぞれ担当するようになった。スタローンに関しては1980 - 1990年代初頭までは後述のとおりフィックスとして有名なシュワルツェネッガーよりも当てている数は多く、テレビ放送版の吹き替えが製作・放映されていたころには、『ロックアップ』や『ジャッジ・ドレッド』のように、テレビ放送版とソフト版の両方でスタローンの吹替を玄田が担当した作品もある(2013年に発売された『ジャッジ・ドレッド』のブルーレイには日本語吹替音声は収録されていない)ほか、ホームビデオ作品である『アメリカンそっくりシアター ハリーの爆笑捜査線!』ではスタローンおよびランボーのパロディキャラを玄田が演じている。また、これらのほかにサミュエル・L・ジャクソン、ローレンス・フィッシュバーン、ダン・エイクロイド、ジョン・キャンディ、ジョン・グッドマン、ジェラール・ドパルデューの吹き替えを担当することも多い。スタジオをリングと例えており、「逃げ場が無い以上、与えられた役は全力で取り組む」という信条を持っている。
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