耳科学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/31 02:20 UTC 版)
耳は、外耳、中耳、内耳に分類され、外耳は耳介より鼓膜まで、中耳は鼓膜より内側の管腔、内耳は側頭骨内の蝸牛と三半規管を指す。耳科学とはそのすべてに対しての学問であり、その機能である聴力、平衡機能や、耳に発生する疾病になどについて研究が進められている。また三半規管と耳石は平衡覚に関与する末梢器官である。それらは、聴覚の受容器である蝸牛とともに内耳(迷路とも呼ばれる)を形成する。三半規管は頭部を回転した場合に生じる回転加速度(角加速度)を受容し、耳石器は、頭部の傾きや乗り物やエレベータに乗った場合に生じる直線加速度を受容する(頭部の傾きの検出も、重力方向、すなわち直線加速度を感知することである) 外耳炎 中耳炎 耳性帯状疱疹(ラムゼイ・ハント症候群 (Ramsay-Hunt syndrome)) 耳性帯状疱疹(じせいたいじょうほうしん)は、耳周囲の皮疹、顔面神経麻痺、めまいなどを1つ〜複数発合併する帯状疱疹。 メニエール病(Ménière病) 良性発作性頭位めまい症 (benign paroxysmal positional vertigo) 前庭神経炎 (vestibular neuronitis) 薬物による内耳障害障害
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