耐変質性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 18:04 UTC 版)
色鉛筆の筆跡耐光性は顔料によって異なる。JIS S 6006規格には耐光性の基準が定められているが、赤紫、藤紫、藤色、薄紫、桃色の基準は低めである。耐光性に配慮した製品もあり、一部の専門家向け色鉛筆ではASTM D6901規格やブルーウールスケール(英語版)、その他自社基準に基づいた耐光性評価を色ごとに表示している。 また温度は芯の軟らかさに影響し、湿気は強度に影響を与える。経年変化で蝋が白いブルームとして表面に浮き出ることもあり、高温ほど顕著になる。フィキサチーフなどの定着剤の使用はブルーム予防に有効とされる一方で、溶媒を含むため滲みや変色の原因となる場合もある。
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