緑茶の歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 16:26 UTC 版)
日本のお茶栽培は、1191年に臨済宗の開祖栄西禅師が長崎県平戸市千光寺と佐賀県脊振山(現・吉野ヶ里町)の山腹に宋時代の中国から持ち帰った種をまいたのが始まり。茶栽培を始めたのは佐賀県の旧・東脊振村の霊仙寺で、明恵が茶園をつくって栽培した粉末状の茶「抹茶」である。現代で日常的によく飲まれる「煎茶」は、江戸時代にそれまでの茶の製法が劇的に変化し、改良されてできたものになる。江戸時代には各地で喫茶の習慣が庶民にも広まったが、これは、京都で日本初の喫茶店「遊仙亭」を開いて庶民に煎茶を広めた「煎茶道の祖」と称されている佐賀県出身の売茶翁の功績が大きいといわれている。
※この「緑茶の歴史」の解説は、「緑茶」の解説の一部です。
「緑茶の歴史」を含む「緑茶」の記事については、「緑茶」の概要を参照ください。
- 緑茶の歴史のページへのリンク