絶滅種と復刻種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 23:15 UTC 版)
大正年間まで一般的な酒米であったにもかかわらず、昭和初期における精米技術の劇的な変化や国情不安などによって、もはや「絶滅」してしまった酒米の種類も多い。(参照:「日本酒の歴史-大正時代」)しかし種籾や籾殻などがわずかでも残存していたものは、バイオテクノロジーなどの力も借り、何年かにわたる育種を繰り返し、酒造りに足るだけの収量を得ることで酒米として復刻され、再び徐々に出荷されているものもある。こういう品種を復刻米(ふっこくまい)という。 近年、復刻された品種としては次のようなものがある。 穀良都(こくりょうみやこ) 山口県の項参照。 白藤(しらふじ) 新潟県の項参照。 強力(ごうりき) 鳥取県の項参照。 亀の尾(かめのお) 山形県の項参照。 雄町(おまち) 岡山県の項参照。 渡船(わたりぶね) 滋賀県の項参照。 祝(いわい) 京都府の項参照。 新山田穂(しんやまだぼ) 兵庫県の「山田穂」の項参照。
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