種籾とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 産業 > 農業 > 種籾 > 種籾の意味・解説 

たね‐もみ【種×籾】

読み方:たねもみ

種として苗代にまくために選んでとっておくもみ。


(種籾 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/13 07:26 UTC 版)

籾(品種:ヒノヒカリ

(もみ)は、籾殻を取り去る(脱稃)前のイネ果実に相当する部分のこと。籾米(もみごめ)ともいう。種子としてまくための籾は種籾(たねもみ)ともいう。また、籾殻のみを指して籾ということもある。

概要

イネは、植物として順調に成長すると、やがてそのの先端部分のに籾が形成される。籾は一般にイネの種子と考えられているが、実際には果実に当たるものである。

籾の組織構造を大まかに見ると、玄米と籾殻に分けることができる。玄米には胚芽が含まれており、これを適当な温度湿度の条件下で播種すると発芽する。籾殻は玄米を外部環境の変化から常時保護する役割を果たしている。

したがって、収穫された米を長期保存する目的では、玄米よりも籾の状態で保存することが望ましいが、収穫物が玄米で保存されるか籾で保存されるかはその国や地域の慣習に従うところが大きい。日本の場合、法制度上の理由から全て玄米もしくは精米で取引きされるのが通例である。

収穫されたばかりの籾は水分が多いので、保存性を高めるために乾燥させる。

関連項目


「種籾」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



種籾と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「種籾」の関連用語

種籾のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



種籾のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの籾 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS