結晶性シリカと非結晶性シリカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 14:59 UTC 版)
「シリカ」の記事における「結晶性シリカと非結晶性シリカ」の解説
シリカは圧力や温度などの条件により、様々な形(結晶多形)をとる。これによりシリカは石英などの結晶性シリカと、シリカゲル・未焼成の珪藻土や生物中に存在する非結晶性シリカの2つに大別される。 不溶性の結晶性シリカの一種であるクリストバライトの粉塵に関しては、国際がん研究機関(IARC)より発がん性があるとの指摘がされていたが、1997年および2012年よりヒトに対する発がん性が認められるグループ1に分類されている。なお、食品添加物や顔料、健康食品、飲料水として使用されているシリカは非結晶性のものであり、ヒトに対する発がん性を分類できないグループ3に分類されている。
※この「結晶性シリカと非結晶性シリカ」の解説は、「シリカ」の解説の一部です。
「結晶性シリカと非結晶性シリカ」を含む「シリカ」の記事については、「シリカ」の概要を参照ください。
- 結晶性シリカと非結晶性シリカのページへのリンク