経営紛争、秘密資金疑惑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 12:43 UTC 版)
「ロッテグループ」の記事における「経営紛争、秘密資金疑惑」の解説
2011年に創業者・重光武雄の次男である重光昭夫(辛東彬)が会長に昇進し、2代目経営体制に移行した。日本ロッテグループは武雄の長男である重光宏之(辛東主)が会長として統括していたが、2015年1月にロッテホールディングス取締役副会長職を解任され、事実上経営陣から放逐された。 2016年には裏金疑惑が浮上し、韓国の検察庁が捜査を初めたが、2016年8月、同社の李仁源副会長が自殺し、捜査が難航している。 2016年6月12日、一連の騒動の中でロッテグループは、韓国ロッテが1967年に設立されて以降2004年まで日本のロッテに配当を支払っていなかったという事実を、報道資料を通して明らかにした。 それによると2005年、日本の国税庁が日本ロッテに「38年間で2000億円を韓国に投資したのに1銭も日本に配当がない」という趣旨の指摘をし、それから日本側に配当を始めたということである。 2020年4月1日に、日本のロッテホールディングスの会長に重光昭夫が就任。韓国に続いて日本でも会長となり、グループの経営権を握った。
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