経営状態悪化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/16 07:08 UTC 版)
1990年には、当時にして3億米ドルの開発費用を投じ「CBA123」を開発したものの、価格を半分にしなければ競争力がないことがわかり、一機の契約もないまま開発が中止され、開発費用がそのまま損失となった。 このころ、赤字を出し続けたため政府の援助が打ち切られ、さらに1991年の湾岸戦争勃発によって航空産業が低迷期に入った。重要顧客だった欧米の航空会社から注文のキャンセルが相次いだため、経営状態が悪化し従業員1万4千人の大半を解雇した。しかし、それでも赤字は膨れ上がる一方だった。
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