紺紙金字大宝積経〈巻第三十二/(高麗国金字大蔵経)〉
主名称: | 紺紙金字大宝積経〈巻第三十二/(高麗国金字大蔵経)〉 |
指定番号: | 2342 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1978.06.15(昭和53.06.15) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | 統和二十四年千秋王太后及金致陽同心発願経 |
員数: | 1巻 |
時代区分: | 高麗 |
年代: | 1006 |
検索年代: | |
解説文: | 高麗の統和二十四年(穆宗九年、一〇〇六)穆宗の母后千秋王太后が寵臣金致陽と同心発願して書写せしめた紺紙金字一切経の唯一の遺巻で、その端厳な書風は北宋前期の書法を伝えている。高麗の装飾経の現存最古の遺品であり、殊にその見返【みかえし】絵は成立年代を明らかにする高麗最古の紙本絵画として価値が高い。なお見返には朱筆で嘉慶二年八月権律師豪憲の施入記があり、本経が古くより請来され、南北朝時代末には湖東の金剛輪寺にあったことを伝えている。 |
重要文化財のほかの用語一覧
書跡・典籍: | 紺紙金字一字宝塔観普賢経 紺紙金字不空羂索神咒心経 紺紙金字唯識論 紺紙金字大宝積経 紺紙金字大方等大集経 紺紙金字後奈良天皇宸翰般若心経 紺紙金字後奈良天皇宸翰阿弥陀経 |
- 紺紙金字大宝積経のページへのリンク