紅州州官
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 04:14 UTC 版)
「彩雲国物語の登場人物」の記事における「紅州州官」の解説
劉 志美(りゅう しび) 紅州州牧。元下っ端兵士で旺季のもとで従軍し、戩華率いる軍と戦ったことがある。結果は負け戦だった。その時の精神的な傷から逃げる為に麻薬を服用していた。自殺した友人「劉 子美」の名を借り、悪夢の国試組に潜り込んだことがある。 時々オネエ言葉をつかう。美容に気をつけている。煙草と柚子茶が好き。 蝗害対策で、食糧を禁輸にして井戸底に封じ、江青寺からの強奪を計画するなど、罷免覚悟で紅州を守ろうとする。『紫闇』で中央に呼び戻されるが、短編「冬の華」では地方に居る。 荀彧(じゅんいく) 紅州州尹。劉 志美と同年代。志美いわく粗大ゴミ系オッサンではなく、結構イイ線いっているのが気にくわないらしい。 旺季側の人間であり、経済封鎖のときの大量密輸を見逃すなどの行為を行ったが、戦争に繋がる可能性のある鉄炭と技術者の移送に関する書類に判を押すことは出来なかった。口封じのために暗殺されかけたが、志美にかばわれ、命をとりとめた。上治15年には紅州州牧となっている。短編「冬の華」でも地方に居る。 父・筍馨はかつて旺一族が紫戩華から命懸けで守った名軍師であり、旺季の後見人でもあった。名の由来は荀彧か。
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