糯とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 植物 > 穀物 > 穀類 > の意味・解説 

もち【×糯】

読み方:もち

米・粟・黍(きび)などで、炊いたときに粘りけ多く、餅(もち)を作ることができるもの。→粳(うる)


読み方:モチmochi

粘気が強く、ついて餅にする米。

別名 糯米糯稲


読み方:モチmochi

稲・粟・黍などの品種


読み方:モチmochi), モチネ(mochine)

モチイネ別称
イネ科イネ品種

学名 Oryza sativa


読み方:モチmochi

イネ一種で、もちをつく

季節

分類 植物


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/30 15:28 UTC 版)

(もち)とは、イネオオムギなどの作物でアミロースを全くあるいはほとんど含まない品種[1]

概要

対義語は(うるち)であり[2]、組成としてアミロースを全くあるいはほとんど含まないものを糯、アミロースを含むものを粳という[1]。これらの性質のことを糯粳性(もちうるちせい)という[3]。粳性植物が変異した変異体である[4]ヨード・ヨードカリ水溶液との呈色反応において赤色を示す[3]

糯の品種のある植物としては、イネ、トウモロコシ、オオムギ、アワキビモロコシアマランサスなどがある[1]。モチ性の品種のデンプンは調理時に強い粘性を生じるという特性を持つ[4]。なお、「糯」の一字でもち米を意味することもある[5]

なお、同音の語として「」があるが、「餅」がモチ性の穀粒などを蒸した上で搗くなどして作られた食物をいうのに対し[6]、「糯」はアミロースを全くあるいはほとんど含まない性質を持つ作物を指す[1]

脚注

  1. ^ a b c d 農業・生物系特定産業技術研究機構 2006, p. 1525.
  2. ^ 渡部忠世 & 深澤小百合 1998, p. 2.
  3. ^ a b 日本作物学会編『作物学用語事典』農山漁村文化協会 p.202 2010年
  4. ^ a b 農業・生物系特定産業技術研究機構 2006, p. 1526.
  5. ^ 『大修館漢語新辞典』大修館書店 p.917 2001年
  6. ^ 渡部忠世 & 深澤小百合 1998, p. 3.

参考文献

関連項目

外部リンク


出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 05:15 UTC 版)

発音(?)


※ご利用のPCやブラウザにより、漢字が正常に表示されない場合がございます。
Copyright © KANJIDIC2 - the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group(EDRDG), used in conformance with the Group's licence. Copyright © 1991-2010 Unicode, Inc. All rights reserved. Stroke Order Diagrams(SODs) licensed from © Kanji Cafe.

「糯」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



糯と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「糯」の関連用語

1
100% |||||


3
100% |||||

4
98% |||||

5
九穀 デジタル大辞泉
98% |||||

6
94% |||||


8
94% |||||

9
94% |||||

10
78% |||||

糯のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



糯のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの糯 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
漢字辞典
Copyright © KANJIDIC2 - the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group(EDRDG), used in conformance with the Group's licence.
Copyright © 1991-2010 Unicode, Inc. All rights reserved. Distributed under the Terms of Use in http://www.unicode.org/copyright.html.
Stroke Order Diagrams(SODs) licensed from © Kanji Cafe.
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS