精興天下【セイコウテンカ】(草花類)
登録番号 | 第14941号 | |
登録年月日 | 2007年 3月 2日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 精興天下 よみ:セイコウテンカ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に11月咲厚物黄色系観賞菊を交配して育成されたものであり、花は浅緑黄色の厚物のやや大輪で観賞用鉢物向きの品種である。開花時の草丈及び節間長はやや長、茎の太さは太、色は緑と紫及び褐である。たく葉の大きさは大、葉の着き方は水平、葉長はかなり長、葉幅は広、葉の縦横比はやや小、光沢は中、一次欠刻はやや深、基部の形は凹、先端部の形は鈍円、表面の色は中である。側らいの数はかなり少、舌状花の重ねは八重、花の大きさはやや大、厚みはやや低、花首の長さはやや長、花たくの形は中央部のへこんだドーム状である。舌状花の多少は多、向きは下垂、主要な形は舟底弁、花筒部の長さはかなり短である。観賞ぎく腰掛けの種類は内曲、程度は弱、外花弁の長さは極長、幅はかなり広、花弁先端の形は丸、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁及び内花弁の表面及び裏面の色は浅緑黄(JHS カラーチャート2904)である。管状花の花冠の深裂の程度は小である。生態分類型は秋、開花の早晩性は晩である。「精興右近」と比較して、外花弁の表面の色が浅緑黄であること、葉の先端部の形が鈍円であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成11年に出願者のほ場(広島県福山市)において、出願者所有の育成系統に11月咲厚物黄色系観賞菊を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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