精神的要因による頭痛
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 15:34 UTC 版)
特徴的な臨床所見を満たした上で以下のような特徴が認められた場合は精神的要因によるものである可能性が高い。抗不安薬、抗うつ薬、心理療法が有効である可能性が高い。その他の疾患の可能性が低いと判断してから積極的に疑うべきである。 外見上、普通の内科患者と異なる表情や行動が見られる。 病歴や生活背景で精神的問題が疑われる。 頭痛の所見について聴取すると、所見に矛盾点や不明確な面が見つかる。 頭痛に過剰にこだわるか、あるいは無頓着でそれ以外の症状をくどくどと訴える。 頭痛にほとんど変動はなく、その強さのみを強調する。 声はわりと大きいか、極端に小さい。 受診態度は横柄か逆に極度に神経質。 肩こりはないか、あっても気にしない。 従来の頭痛治療では、不変か悪化したことを主張する。 頭痛の治療よりも検査を繰り返し希望する。
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