特徴的な臨床所見とカテゴリー分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 15:34 UTC 版)
「緊張性頭痛」の記事における「特徴的な臨床所見とカテゴリー分類」の解説
国際分類であるICHD-Ⅱでは病型は稀発反復性緊張型頭痛、頻発反復性緊張型頭痛、慢性緊張型頭痛の3型に分けられている。診断基準も示されているが緊張型頭痛は片頭痛と異なり、独立した疾患単位ではない。診断基準はトリプタンが効果的な片頭痛を緊張型頭痛と診断しないように片頭痛の除外を意識したものとなっている。この基準では変容型片頭痛を緊張型頭痛と診断する可能性があり、現場の診断としては使いづらい。そこで典型的な緊張型頭痛の特徴をまとめる。また緊張型頭痛と診断できた場合はジストニアが関係している可能性があるいつも肩こりを伴っている頭痛(従来からの日本人の緊張型頭痛)、精神的要因による頭痛、元来、片頭痛が存在し、経過とともに毎日痛むようになった頭痛(変容型片頭痛)の3つのカテゴリーに分類できることが多い。
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