特徴的な画像所見
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 06:57 UTC 版)
頭蓋咽頭腫は高頻度に石灰化がみられる。髄膜腫もしばしば石灰化を伴い、造影剤使用CTまたはMRI(Gd造影T1強調画像)で、均一な増強効果を認める("dural tail sign" - 硬膜と腫瘍の付着 - が特徴)。神経膠腫は脳実質との境界が不鮮明で、造影すると不均一な濃染像、またはリングエンハンスメントが認められる(膠芽腫)。他にリングエンハンスメントがある疾患には脳膿瘍や転移性脳腫瘍があげられる。悪性度の低い神経膠腫(星状細胞腫など)は、一般的に造影効果が低い。
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