粗悪品への注意
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/20 18:30 UTC 版)
モンゴル国内の食料品店で普通に購入できるが、1000トゥグリク前後の異常に安い物には注意を要する。個人が無許可で製造した製品である可能性があり、成分が不明である上に品質保証もない。このようなアルヒを長期にわたり大量に飲むと胃や肝臓に不可逆なダメージを引き起こす可能性がある。粗悪品の例を挙げると、アクリル樹脂製のコップに注ぐと、そのコップにヒビが入るほどである。ウランバートルなどの都市で見かける酔っ払いが実際の年齢よりも老けて見えるのは、粗悪品アルヒの常用による肝臓疾患のためとも言われている。贈収賄が当たり前と言われるモンゴル警察も、粗悪品アルヒの取り締りに関しては熱心で、販売していた食料品店の店主が逮捕されることもあるため、顔馴染みの客にしか売らないこともある。 ドルショップや空港の売店で売られているもの、АПУ(アポ。国営会社)ブランドのもの、日本国内に輸入されている正規品にはキャップに政府公認の証となる封緘紙が貼られており、それを目安に判断することができる。
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