粗大粒子、微小粒子とは? わかりやすく解説

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粗大粒子、微小粒子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 01:05 UTC 版)

粒子状物質」の記事における「粗大粒子、微小粒子」の解説

粒子状物質大きさによる性質違い考えるときは2µmを境にして、それより大きなものを「粗大粒子」、小さなものを「微小粒子」という。比較大きな重力を受ける粗大粒子落下相対的に速いが、微小粒子重力影響小さく拡散も遅いので、雲核になって雲粒取り込まれたり(レインアウト)降水取り込まれたり(ウォッシュアウト)しないと、比較長期汚染高濃度汚染起こしやすい。ただし、「エイトケン粒子」と呼ばれる0.1 - 0.01µmレベルになると、速やかに凝集し粒子径大きな微粒子変化する傾向があり、寿命はむしろ短くなるマイクロメートルよりも大きな粒子はほとんどが浮遊せず、降下する統一された用語ではないが、この大きさ粒子は「降下物」などと呼ぶことが多い。粉塵呼ばれるものには、この大きさのものも含まれる

※この「粗大粒子、微小粒子」の解説は、「粒子状物質」の解説の一部です。
「粗大粒子、微小粒子」を含む「粒子状物質」の記事については、「粒子状物質」の概要を参照ください。

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