粗利
別表記:粗利益
粗利とは
粗利とは、粗利益のことで、売上高から売上原価を差し引いた金額のことである。簡単にいえば、モノやサービスを売った時の稼ぎである。売上総利益ともいう。粗利は、売上原価を抑えることで増やすことができる。粗利が売上高に対してどの程度占めているのかを知る指標を粗利率という。粗利率の計算式は次の通りである。
粗利率(%)=粗利÷売上高×100
例えば、売上高が50万円、粗利が20万円の場合、粗利率は40%となる。
ちなみに損益計算書(P/L)では、利益は5つに分類される。粗利(売上総利益)から販管費を差し引いたものが営業利益である。そして、営業利益から営業外費用と営業外収益を差し引いたものが経常利益である。さらに、経常利益から特別損失、特別利益を差し引いたものが税引前当期利益で、税引前当期純利益から法人税などを差し引いたものが当期純利益である。
売上総利益
あらり【粗利】
儲け、利益のこと。ホール側が、諸経費などを無視して計算する。パチンコでは「売上−景品×換金率÷4」、パチスロでは「売上−景品×5÷交換率」で計算する。業界関係者はこれらの式でわかるはずだが、一般プレイヤーにはチンプンカンプンだろうから、もう少しかみ砕いた式をば。パチンコ、パチスロともに「使ったお金−換金したお金」である(な〜んだ、単純じゃん)。 |
売上総利益
(粗利 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/25 17:27 UTC 版)
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売上総利益(うりあげそうりえき、英: gross margin)とは、会社が1年でどれくらい利益を出したかを表すもの[1]で、売上高から売上原価を差し引いたもの。粗利益(あらりえき)、荒利益ともいう。
売上総利益(粗利) = 売上高 - 売上原価
概要
売上原価は、売上に対応する原価なので、売上総利益も同様に売上に対応する利益ということになる。
例えば、7,000円の商品を100個仕入れて、1万円で80個売った場合、売上は80万円となるが、その時の売上原価は、70万円(仕入れた100個分に対する、100×7,000円)ではなく、56万円(売れた80個分に対する、80×7,000円)となる。7,000円で仕入れた商品を1万円で売ったので、売上総利益は24万円(80×3,000円)と計算される。この場合売れ残った20個は売上原価にせず、期末在庫という資産にする。
売上総利益率
売上総利益率(英: gross margin ratio)は、収益性分析の指標の一つで、売上総利益の売上に対する構成比を表す指標である。粗利率とも呼ばれる。企業が提供する商品またはサービスの競争力、販売力、製造効率を測るために利用される。
売上総利益率(%)= 売上総利益 ÷ 売上高 × 100
すなわち、
売上総利益率(%)=(売上高 - 売上原価)÷ 売上高 × 100
である。
脚注
- ^ “売上総利益(粗利)とは?営業利益との違いや計算方法を解説”. 経理プラス (2021年12月22日). 2022年3月3日閲覧。
関連項目
「粗利」の例文・使い方・用例・文例
- >> 「粗利」を含む用語の索引
- 粗利のページへのリンク