米沢店
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 14:49 UTC 版)
米沢市のアーケードのある繁華街として繁栄を極めた平和通り一番街の一角で営業していた、同県置賜地方唯一の百貨店であった。 1990年代初頭から顕著になった同市金池・春日地区への量販店の集積によって、店舗前の通行量が2000年の1,903人から2010年には977人と約49%に減少したほか、中心市街地の年間商品販売額が1997年の414億円が2007年には293億円と約29%も減少する中、2011年まで地元の伝統文化である粕漬のコンテストの共催者として名を連ねるなど地域密着の施策も行っていた。1993年3月には大規模リモデルを実施し、40代の主婦をメインターゲットにした品ぞろえに変更した。2016年9月には、10年ぶりに売り場の改装を実施。新ショップを導入したほか売り場の移動等を行った。 2012年1月15日に店舗前に設置していた築40年近いアーケードが崩落する事故が起き、県と米沢市の担当者が、建築基準法に基いて調査する騒ぎが起こった。
※この「米沢店」の解説は、「大沼 (百貨店)」の解説の一部です。
「米沢店」を含む「大沼 (百貨店)」の記事については、「大沼 (百貨店)」の概要を参照ください。
- 米沢店のページへのリンク