米国の記録法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/28 16:04 UTC 版)
「スコアブック (野球)」の記事における「米国の記録法」の解説
アメリカでのスコア記入法の一例を、概要として示す。 安打は右下を一塁とし、到達塁まで早稲田式のように線をつないでいく。到達塁に「1B」などと書く到達塁に「一」「二」「三」のように横棒で塁打のみ書く方法もある 四球「BB」、敬遠「IBB」、死球「HBP」、失策「E3」で表す早稲田式と違い、安打でなくても「/」と線を引く 野手選択は「FC」を記入日本ではランナーの入れ替えでは打撃記録の「ゴロ」を優先した記入を行うが、アメリカ式では(一塁への)走塁記録の野手選択を重視し、「FC」となる 進塁時も出塁と同様に到達塁まで斜めに線を引いていく打撃により進塁した場合、打者の打順か背番号を記載する 盗塁は「SB」と記すとともに打者の打順か背番号を記載 本塁に到達し、得点となったときはダイヤを塗りつぶす本塁打のときのみ塗りつぶす場合もある。その場合、それ以外の得点は菱の中央にドットを記す フライないしライナーは枠の中央に「F8」と記すFはファウルと紛らわしいため、「8」とのみ記すこともある ゴロで一塁アウトは、中央に「6-3」などと記す犠牲なら「SAC」と付記する 三振は中央に「K」と記す見逃し三振は鏡像のKを使用したり、「Kc」(called)と記すことがある 空振り三振は「Ks」(swinging)と記すことがある 盗塁死は斜線を途中まで引き、「⊢」のように短線で区切る。さらに「CS」、盗塁時の打者の打順か背番号、「2–6」などの守備記録を付記する
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