筑波大学でのMM
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 17:01 UTC 版)
「モビリティ・マネジメント」の記事における「筑波大学でのMM」の解説
茨城県つくば市にある筑波大学は鉄道空白地帯にある立地の関係から教員の通勤手段として自動車の分担率が75%を超え、バスの分担率は8%弱という水準であった。しかし、2005年のつくばエクスプレス開業を契機にアクセスバスの抜本的な改善を行い、最寄りのつくば駅(つくばセンター)からのバス頻度を約4~5倍とした上で大学関係者専用の年間パス(学生4200円/年、教員8400円/年。詳細は筑波大学キャンパス交通システムを参照)を発行。さらにバス利用を促すメッセージと地図および時刻表、年間パス申し込み票を収めたリーフレットを全学生と教職員に配布するワンショットTFP を実施した。こうした一連の取組みを経て自動車通勤の分担率は約2割減少し、バス利用率は2倍以上となった。なお、ワンショットTFP 後には全体のバス利用者も1.7倍以上となっている。
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