笹かまぼこ献金事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 04:02 UTC 版)
県知事に在職していた1999年、『東北談合のボス』と呼ばれる鹿島建設東北支店の幹部を含む大手ゼネコン4社の幹部らが知事室に挨拶に来たが、あいにく髙橋は不在だったので大手ゼネコン4社の幹部らは髙橋へのお土産として持参した(宮城県仙台市の名産品である)『笹かまぼこ』を置いてそのまま帰った。その後、登庁した髙橋が箱を開けると笹かまぼこの下から2000万円の札束が出てきた為に、慌てて『笹かまぼこ』ごとゼネコンの担当者に返却して処理したという[誰?]。 しかし、当時の県内の公共工事の平均落札率が約97%(90%を越えても談合の可能性が高い)と異常に高く、それに加えて、当時の建設業者の間では「『天の声』が無ければ仕事が来ない」とも言われていた。ただ、オール与党状態の県議会や県内マスコミからはほとんど追及されることも無くこの事件は沈静化した為に現在でも事件の真相は不明である。 なお、この事件について髙橋の支持者は「髙橋の清廉潔白を現すエピソード」と述べていたが、批判的な者は「金権体質だからそんな事件が起きた」と主張していた。
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