第5回 第2フェーズと第3フェーズの間の出来事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/20 13:48 UTC 版)
「六者会合」の記事における「第5回 第2フェーズと第3フェーズの間の出来事」の解説
2007年1月16日 - 17日、ベルリンで米朝首席代表による会談が行われ、六者会合の再開と共同声明履行の方策について話し合われた。 1月30日 - 31日、北朝鮮に対する米国の金融制裁を巡る第2回米朝実務者会合が行われた。米国はグレーザー財務副次官補(テロ資金・金融犯罪担当)、北朝鮮は呉光哲(オグァンチョル)国家財政金融委員会副委員長が代表を務めた。会合の中で米国は、凍結中のバンコ・デルタ・アジア(BDA)の北朝鮮関連口座について調査内容を報告し、北朝鮮の不法行為に関する議論を行った。 1月30日、中国外務部は六者会合が2月8日から北京で開かれると発表した。 2月6日、NHKは六者会合の再開に先立ち訪日したクリストファー・ヒル国務次官補にインタビューを行い「私の友人の中国外交官は(拉致問題に固執する)日本政府の態度に不満を持っている」として、ヒル国務次官補に「日本政府を説得することができますか?」と尋ねた。これに対し、ヒル国務次官補は「私はあなたの友人が中国外務省の誰なのか知りませんが、私の話した中国外務省の人々は、これが日本にとって大きな問題であることを理解しています」と応じた。
※この「第5回 第2フェーズと第3フェーズの間の出来事」の解説は、「六者会合」の解説の一部です。
「第5回 第2フェーズと第3フェーズの間の出来事」を含む「六者会合」の記事については、「六者会合」の概要を参照ください。
- 第5回 第2フェーズと第3フェーズの間の出来事のページへのリンク