第4楽章 Allegro - Un poco sostenuto
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「交響曲第3番 (ブラームス)」の記事における「第4楽章 Allegro - Un poco sostenuto」の解説
第4楽章 Allegro - Un poco sostenuto Musopenより この音声や映像がうまく視聴できない場合は、Help:音声・動画の再生をご覧ください。 ヘ短調-ヘ長調。2/2拍子。自由なソナタ形式。 ファゴットと弦が第1主題を示す。トロンボーンの同音反復に導かれて、第2楽章のコラール風動機が奏される。直後に、音楽は激しくなり情熱的にすすむ。第2主題はハ長調、チェロとホルンによる三連符を用いたもの。小結尾はハ短調となる。展開部は第1主題を専ら扱うもので第1主題の再現を兼ねている。ゆえにここから再現部と見なすこともある。コラール風の動機が強奏で繰り返され、ハ短調から半音ずつずり上がってヘ長調に達し、一転ヘ短調となる。コーダに入ると、第1主題が表情を変えながら繰り返され、やがてヘ長調に転じる。モットーが現れ、弦の細かな反復する動きに乗って、コラール風の動機が示される。最後には第1楽章第1主題が回想され、静かに曲を閉じる。
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