第2級シャトル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 00:08 UTC 版)
「U.S.S.ヴォイジャー」の記事における「第2級シャトル」の解説
短距離用の小型ワープ艇シャトルクラフトは第2級・タイプ6「サカジャウェア」、タイプ8「テレシコワ」「ドレイク」、タイプ9「コクレーン」を艦載している。頼る者のいないデルタ宇宙域で帰還の旅という性質上、当艦ほどシャトルの有効性を実証した艦もないであろうと言われるほど、道中での物資の調達や偵察、下調査など数々の任務においてシャトルはたびたび利用された。コクレーンはトランスワープ実験にも用いられた(第31話「限界速度ワープ10」)。 一方で、惑星連邦域にいるエンタープライズDでは1ヵ月間誰もシャトルを使わないことすらある程度の利用頻度であり(『新スタートレック』第163話「無限のパラレルワールド」)、シャトルもさほど頑強に造られているわけではない。そのため、惑星連邦域に比べ過酷かつ長期になりやすいデルタ宇宙域でのシャトル任務においては、エンジンパワーと船体強度に乏しく船内も狭いシャトルは、徐々にその能力不足が指摘されるようになっていった。実際、当艦のシャトルはそのパワー不足からたびたび墜落などの憂き目に遭い、死亡したクルーもいる。第96話「新生ボーグの悲劇」では、ベラナ・トレス中尉とトム・パリス中尉の「第2級シャトルの閉所恐怖症」の会話を聞いたセブン・オブ・ナインが「広くて能率的なシャトルを設計すればいいのだ」と述べるシーンがあり、後述のデルタフライヤー建造の伏線となっている。
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