第2曲 二重唱『祝福さるるべし、キリスト者よ』(Gesegnete Christen)
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ソプラノ・アルト・フルート2・弦楽器・通奏低音、ト長調、3/8拍子 わずか3行の詩ながら、ダ・カーポと反復のために実際の演奏時間は8分を超える。第1ヴァイオリンとフルートはユニゾンでパストラーレのリズムを展開していく。そのメロディの末尾は走句をまとう。ソプラノとアルトは声を揃え、和声を織り成しながら祝福されたキリスト者の一員であることを喜ぶ。丁々発止の掛け合いをあえて封印した息のあった二重唱は、歌詞に盛り込まれた「わが傍らに立つイエス」の具現化であろうか。世の誘惑を笑い、魂の満足に浸る中間部では、穏やかな両端部とは異なる暗く厳しい曲調に変化する。
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