第2曲 二重唱「父と子と聖霊に栄光あれ」(Gloria Patri et Filio et Spiritui sancto)
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ソプラノ・テノール・フルート・弦楽器・通奏低音、4/4拍子、ト長調 原曲の第8曲「主なる神」(Domine Deus)を短縮したもの。原曲では人の罪を内省するロ短調の合唱「世の罪を除き給う者よ」(Qui tolis peccata mundi)に続くために暗転するが、転用の際に暗転していく第75小節以降の20小節をカットしている。フルートの伴奏は跳躍や逆付点リズムなど躍動感に富み、弱音器をつけた弦楽器群が支えている。原曲の長大な歌詞とは逆に、二重唱の歌詞は三位一体の神を讃える短いもので、常に同じ歌詞を交わしあい、調和している。
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