第15次 1950年(昭和25年) - 1958年(昭和33年)
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旧制高知高校同窓の三浦朱門・阪田寛夫・荒本孝一によって1950年に創刊。翌年に東大独文のグループの能島廉・林玉樹・村上兵衛らや、久慈宏一、臼井吉見の紹介により曽野綾子が参加。その後も岡谷公二、村島健一の紹介により竹島茂、原春雄、有吉佐和子、梶山季之らが参加。また阿川弘之と奥野健男も関わっている。雑誌『新潮』で、同人誌推薦作としての作品掲載もあった。また1957年に芥川賞推薦の一票を得た。有吉、曽野は同時期の原田康子と並べて「才女の時代」とも称された。1958年まで17号を発行した。作品集として『愛と死と青春と』(徳間書店、噂発行所、1972)がある。
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