第四百六十三訓 - 第四百六十九訓(死神篇)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 14:54 UTC 版)
「銀魂」の記事における「第四百六十三訓 - 第四百六十九訓(死神篇)」の解説
自らを「死神」と称する少女・池田朝右衛門と出会った銀時達は、出奔していた彼女の実家である幕府お抱えの処刑執行人一族・池田家にて、当主である十八代目・池田夜右衛門から巷で相次ぐ辻斬り事件の真相を伝えられる。朝右衛門は、父同然の存在であった先代・夜右衛門が、処刑されるはずの罪人達を秘かに逃がしていたという事実を闇に葬るため、彼を内々に処刑し、主人殺しの謀反人の汚名を背負って一族を抜けたのである。そして辻斬りを行っていたのは、その罪人達を葬ろうとしていた十八代目・夜右衛門であった。罪人の中には銀時の名も含まれていた事を知った銀時達は、池田家に救われたその命を以て朝右衛門を守り、逃がすように頼まれる。だが夜右衛門の真の目的は、かつて一橋派の恨みを買って弾圧の憂き目に遭った罪人達の生き残りである銀時の首を売り渡し、幕閣入り間近と謳われる一橋派に取り入って池田家の名を守ることだった。しかし銀時の過去を知った朝右衛門は、先代・夜右衛門の処刑人としての矜持を守るべく夜右衛門を打ち破り、銀時らと共に船から脱出する。己の過ちを悟った夜右衛門は銀時らと朝右衛門を逃がすべく一橋派の追っ手を足止めするも重傷を負い、一連の様子を見ていた一橋喜々によって首を刎ねられて始末される。そして残された朝右衛門は、彼の後を継いで十九代目・池田夜右衛門を襲名する。
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