第十三回使節
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1299年(正安元年・大徳3年)、クビライの後を継いだ大元朝第2代皇帝・テムル(鐵穆耳)は、補陀禅寺の僧・一山一寧を正使として国書を託して日本へ派遣する。この一団が元が日本へ派遣した最後の使節団となった。 一山一寧らが博多に至ると鎌倉幕府9代執権・北条貞時の命により、一山一寧らは鎌倉に連行され伊豆の修禅寺に留め置かれた。後に一山一寧は徳の高い高僧であったことなどから日本側に厚遇をもって迎えられ、後に建長寺の住持や後宇多上皇の招きにより京都の南禅寺3世を務めるなどして1317年(文保元年・延祐4年)に日本で死去した。
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