第二言語としての学習外国語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 16:30 UTC 版)
「スペインの言語」の記事における「第二言語としての学習外国語」の解説
現在外国語としてまず学ばれているのは英語である。次にフランス語で、そしてドイツ語、イタリア語と続く。1970年代まではフランス語が最も学ばれていたが、その後英語にその地位を譲った。8歳から多くの学校で、英語が必修科目として教えられているし、中学校(12-16歳)や高校(16-18歳)などでは選択科目としてフランス語を学ぶこともできる。 しかしながら、これらの言語をかなりのレベルで習得した人の割合は高くないのが現状である。2005年に行われた調査によると、英語での十分なレベルでの会話能力を有するスペイン人は27%に過ぎず、フランス語では12%であるとの結果が出た。 また、同調査によると、スペイン人の56%が自身の母語のみでしか会話ができないという結果(EU平均では44%)が出ており、残りの44%が母語以外の言語の会話能力を有し、母語以外に2言語以上の会話能力を有する者は17%であるという結果が出た。この母語以外の言語の会話能力のデータには、母語としてカスティーリャ語を母語とするものがガリシア語あるいはカタルーニャ語での会話能力を有する場合、あるいはその逆の場合なども含まれることに注意が必要である。
※この「第二言語としての学習外国語」の解説は、「スペインの言語」の解説の一部です。
「第二言語としての学習外国語」を含む「スペインの言語」の記事については、「スペインの言語」の概要を参照ください。
- 第二言語としての学習外国語のページへのリンク