第三章「クリスタルブルーの記憶」
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「チーム・バチスタの栄光〜真実を紡ぐ4つのカルテ〜」の記事における「第三章「クリスタルブルーの記憶」」の解説
涼子の強引な依頼で、故郷の「神浦島」に出張することになった翔太。ここ「神浦島」では医療安全課が主導して、最新設備が揃ったメディカルセンターが建設されていた。だが稼動目前のところにメディカルセンター運営に反対するグループが反対運動を起こし稼動できずにいた。翔太は同郷ということで反対派の説得をすることに。反対する理由を探るとメディカルセンターの建設地である神浦岳に神が住んでおり、山に入ればたたりが起きて人が死ぬるという祈祷師の言葉を本気で信じていたことが明らかになる。 そんな中、一人の島民が突然死亡する事件が発生。死因は不明、その島民の死はたたりとして伝わる死に方と酷似していた…。 渡海征司郎 神浦島の診療所「渡海医院」の医師。「渡海医院」には恵美も入院し、恵美の手術も担当していた。その事から翔太とは顔見知り。かつて大学病院で外科医をしており、「オペ室の悪魔」と呼ばれていた。 海堂尊の小説『ブラックペアン1988』でも同姓同名の人物が登場し、経歴やかつての通り名が共通しているが原典との関連性は不明。 富沢元也 神浦島の町長。故郷の神浦島のことを思い、私有地を提供して神浦メディカルセンター設立に尽力した。 祈祷師 神浦島の祈祷師で反対派の急先鋒。神浦岳に住むとされる神を怒らせるとたたりが起きると吹聴してメディカルセンター稼動に反対する。 高橋憲吾 神浦島の警察官で翔太の同級生。反対派が抗議活動を行っているため神浦メディカルセンター前の巡回をしている。涼子に一目惚れするが、当の涼子には相手にされていない。 青木麻耶 渡海医院に入院している女の子。どこか恵美に似た雰囲気を持ち、また恵美同様にフェロー四徴症を患っている。 村上恵美 翔太が幼い頃に亡くなった翔太の妹。ファロー四徴症を患い、渡海の手術で一度は助かるものの、突然発作を起こして亡くなる。恵美の死が翔太の行動に影響を与える。
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