第一次襲撃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/12 22:30 UTC 版)
「フエルテベントゥラ島襲撃」の記事における「第一次襲撃」の解説
1度目の襲撃では海賊50人がグラン・タラハル(スペイン語版)湾で上陸、内陸のトゥイネヘ(英語版)村へ進んだ。海賊たちがトゥイネヘを略奪している間、島の民兵隊は集結して島を防衛しようとした。フエルテベントゥラ島は過去にも海賊の襲撃を受けており、カレタ・デ・フステル(Caleta de Fuster)とトストン(Toston)の塔など要塞化が進んでいた。 メルチョル・カブレラ・ベテンコート(Melchor Cabrera Bethencourt、後に同島の総督を務める)は民兵隊を指揮してイギリス海賊に対抗した。民兵隊の反撃は成功を収め、海賊50人のうち30人が殺害され、20人が捕虜にされた。ジョージ・グラス(英語版)によると、民兵隊は棍棒や石を武器とした。海賊のマスケット銃から身を守るためにラクダの群れの後ろに身を隠したという。捕虜にされた海賊はテネリフェ島に連行された。
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