第一契約
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 23:12 UTC 版)
「IRTホワイト・プレーンズ・ロード線」の記事における「第一契約」の解説
ニューヨークで地下鉄を建設するための最初の契約は、路線の建設と開通から50年間の運行を定めたもので、1900年2月21日に高速鉄道局長官とジョン・B・マクドナルドが立ち上げオーガスト・ベルモント2世が資金を提供している地下鉄道建設会社の間で交わされた。この契約ではニューヨーク市庁舎から北へキングス・ブリッジへの路線とレノックス・アベニューとブロンクスパークの地下を通る支線の建設が盛り込まれていた。 1904年11月26日、180丁目-ブロンクス・パーク駅 - ジャクソン・アベニュー駅間が開通した。当初、列車はIRT2番街線とIRT3番街線からの列車が乗り入れる形で運行され、3番街線の列車は現在の3番街-149丁目駅北側でホワイト・プレーンズ・ロード線と接続していた。1905年7月10日、IRTレノックス・アベニュー線への接続部分まで延伸すると、新しく建設された地下鉄線からこの路線へ直通が開始された。1907年10月1日、2番街線の緩行線列車がラッシュ時にフリーマン・ストリート駅まで延長運転されるようになり、高架鉄道からこの連絡線を通じた直通運転が再開された。 1910年10月28日、新しい東180丁目駅(通称動物公園駅)がウェスト・ファームズ地区の新たなターミナルとして開業し、その後180丁目-ブロンクス・パーク駅方面は支線となり、駅は1952年8月4日に廃止された。
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