竹内逸三

美術人名辞典

竹内逸三

読み方：たけうち　いつぞう

美術評論家。京都生。竹内栖鳳の長男。筆名は逸。早稲田大学中退。国画創作協会の機関誌「制作」の編集に携わる。「文藝春秋」などに評論を発表。小説・雑文も著す。著作に『栖鳳閑話』『浮世散見』等。昭和五五年（一九八〇）歿、八九才。

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竹内逸

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竹内 逸（たけうち いつ、1891年1月1日 - 1980年3月12日）は、日本の小説家・評論家。

人物・来歴

日本画家の竹内栖鳳の子として京都に生まれる。早稲田大学中退。大正中期の国画創作協会の機関誌『制作』に関係し、中井宗太郎を助けて美術評論を執筆。ほか小説、随筆を書いた。

著書

• 『芸術時代 美術音楽』中央美術社、1925
• 『噴泉 短編集』新田書房、1925
• 『児童の愛育 例話百篇』明治図書、1926
• 『支那印象記』中央美術社 1927.4
• 『浴室風景』岡倉書房 1935
• 『栖鳳閑話』改造社 1936
• 『浮世散見』岡倉書房 1939
• 『涼風地帯』岡倉書房 1941

翻訳

• ニコラス・ロオリツヒ『美と慧智の生活』聚芳閣学術部、1926

参考

• 日本近代文学大事典