竣工時の武装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/01 18:25 UTC 版)
「メジディイェ (防護巡洋艦)」の記事における「竣工時の武装」の解説
本艦の主砲はアームストロング社製1893年型 15.2cm(45口径)速射砲を採用し、これを単装砲架で2基を装備した。この砲は毎分5〜7発を発射でき、最大射程は仰角20度で13,350mに達し、射程2,740mで舷側装甲51mmを貫通できる性能であった。副砲は速射性能を重視し1864年型 12cm(40口径)速射砲を採用した。この砲は毎分5〜6発を発射でき、最大射程は仰角20度で9,050mであった。その他に対水雷艇迎撃用にフランスのオチキス社の製品をイギリスでライセンス生産したオチキス 4.7 cm(43口径)単装機砲を単装砲架で6基6門、同じくオチキス 3.7 cm(23口径)単装機砲を単装砲架で6基6門を装備した。他に対艦攻撃用として38.1cm水中魚雷発射管を単装で2基を装備した。
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